不気味な音楽と恐怖をあおるような映像(場所=洋洋館入り口付近)

まず我々を迎えたのは不気味な音楽恐怖をあおるような映像と新聞であった。

そこから、恐怖のストーリーは動き始めたのだ。新聞を読むと、この病院は過去に小児の心臓移植に成功するなど先進的な医療技術を提供していたらしい。

不気味な新聞記事(同上)

‐‐‐深夜の巡回の始まり‐‐‐

最初の部屋を抜けると、先輩看護師から新米看護師として深夜の巡回をするようにいわれた。

その道中、この病棟で起きる不可解な出来事についての話を聞かされた。

最近、入院している患者が謎の死を遂げていること。そして、その患者達に共通するのは、全員が心臓を抜き取られたような姿で死んでいるということ。

謎の少女 みっちゃん

 巡回する途中、先輩看護師から「みっちゃん」の話しを聞いた。みっちゃんはこの病院で亡くなってしまった少女だという。院長にはみっちゃんと同じくらいの娘さんがおり、入院中のみっちゃんをとてもかわいがっていた。

みっちゃん視点の院長の様子が映像に映し出される(場所=洋洋病棟途中の部屋)

部屋ではみっちゃん視点の映像が流れており、院長の優しい眼差しがどれだけ仲が良かったのかを物語っている。

しかしこの直後、院長の表情に異変が起きた。顔を伏せ、みっちゃんに向かって「ごめん」と言ったまま、映像は途切れてしまった。

隠された過去

巡回をしていると、壁一面に折り紙の貼られた病室に到着した。だれかのいたずらなのだろうか。

壁一面に折り紙の貼られた部屋(同上)

 様子を見るため部屋に入ると、そこには院長の日記が置かれていた。

611」。「娘の手術」。「心臓移植」。「みっちゃんの命日」。

この日記で判明したのは、院長の娘を助けるため、院長がみっちゃんの心臓を移植したということだった。我々はその事実を確認するために院長に会いに行くことを決めた。

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