優勝見えてきた 硬式野球部 京都大にストレート勝ち

5月10日(土)11日(日)、滋賀県の皇子山球場で硬式野球部の京都大学戦が行われました。
1戦目、立命のマウンドにはここまで4連勝中のエース桜井が上がります。

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一方で京大の先発はプロ注目の田中。「相手が田中さんということで力が入りすぎていた」と振り返るように、桜井は立ち上がりからピリッとしません。3回にはヒットと四死球で満塁のピンチを背負います。
しかし「逆に切り替えて腕をしっかりと振って投げられた」と、この回を無失点で抑えます!

4回の立命の攻撃。先頭の3番八代がエラーで出塁すると6番横川がレフト前にタイムリーヒットを放ち、先制点を挙げます!

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6回には2回生の4番、高島が3ベースタイムリーヒットを放ち追加点!

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粘投を見せていたエース桜井に「今日の投手戦には十分すぎる」という2点目を捧げ、京大エースの田中をマウンドから降ろします。「桜井さんが気迫のピッチングをしていたので何とかもう1点がほしい場面だった。良いピッチャーだったが、打つべきところで打てて良かった」と4番の重圧を感じているという高島にも安堵の表情が見られました。

打線に援護をもらった桜井は9回に再び満塁のピンチを背負いますが、京大打線をヒット4本に抑え今シーズン3度目の完封勝利で無傷の5勝目を挙げました。

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「チェンジアップと左打者のインコースへのボールが良かった。ピッチングから打線のリズムを作るという目標を達成できた。相手が田中さんだったので力が入ったが(投げ勝つことが出来て)正直嬉しい。連勝で優勝を決めたい。」と視線は次の戦いへと向けられていました。

2戦目11日。立命のマウンドには、初先発の3回生、福本が上がります。四死球と3連打で2点を先制されると「緊張からか福本の打たせて取るピッチングが出来ていなかった」と、監督は2番手の松田をマウンドに送ります。

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代わった松田は6回までヒット1本に抑える好投を見せます。

一方で打線は、5回まで京大の先発冨田を中々打ち崩すことができません。
しかし6回、ここまで3試合ヒットの出ていない6番山足がライト前ヒットで出塁すると、

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2打席連続四球で出塁していた7番小川が「打つゾーンを狭めて打席に立ち、打てるボールだけを逆らわずに打った」というタイムリースリーベースヒットで冨田からようやく1点を奪います。

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7回には代打の先頭バッター池内が出塁すると、つづく益田が四球を選択。ノーアウト1.2塁のチャンスという場面で京大ベンチが動きます。1試合目に先発したエース田中がマウンドにあがります。しかしその田中から横川・八代の連打でこの回3得点!一気に逆転し京大を突き放します。

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ピッチャーは高須智・西川大と継投し、京大打線にヒットを1本も打たせない好投で試合終了。4-2で逆転勝利をおさめ、春季リーグ初の2戦目での勝ち点を手にしました!
これで立命の成績は、7勝3敗2分けの勝ち点3となりました。優勝条件は同志社戦2連勝です!

また、松岡監督の通算300勝まで残り1勝となりました!

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伝統の一戦である立同戦は、5月20日(火)21日(水)の18:00から、京都市のわかさスタジアム京都で行われます!優勝に向かって総力で戦い続ける硬式野球部にスタンドからエールを送りましょう!

写真・文:楢山 舞花

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