7月6日(日)、以学館1号ホールにて立命館大学混声合唱団メディックスによる「Summer Concert」が開催されました。
今回はテーマ『つながり』のもと、オールド(上回生)ステージ、フレッシュ(新入団員)ステージ、合同(全回生)ステージの3ステージ構成となっていました。
天候に恵まれていなかったのにもかかわらず、会場には多くの人々が足を運んでいました。
力強くもやさしい男声と美しく心地よい女声が混じりあう彼らの合唱には、「観客は聴くだけ」といった一方通行のコンサートにならないよう、多くの演出が施されていました。
オープニングからエンディングまで、休憩時間にまでも観客を笑わせ、楽しませてくれる演出が多くあり、会場は常に笑顔が絶えませんでした。
完成された合唱はもちろん、笑顔でありつづける表情も魅力の一つです。
今回、愉快なコントや軽快なトークで会場を盛り上げてくださった、副指揮者のミシェルこと田中みちるさんに、公演後にインタビューをさせていただきました。
- 今回のテーマは『つながり』ということですが、このテーマに至ったいきさつを聞かせてください。
- 私たちは今まで、様々な行事をとおして『つながり』という曲を歌ってきました。「こんなにたくさん歌うのなら、いっそのことSummer Concertのテーマにしよう」という考えのもと、曲名である『つながり』をテーマとしました。1回生・先輩方・お客様とのつながりを大切にしよう、という思いも込めてあります。合同ステージでは全て『つながり』を意識した選曲となっており、東日本大震災のチャリティーソングでもあった『花は咲く』という曲も取り入れてあります。
- 今回のコンサートで工夫されたことがあれば教えてください。
- 企画・運営を全て団員みんなで実行するうえで、だれもが知っているような曲も取り入れ、合唱をあまり知らない方でも楽しんでいただけるようにしました。また、昨年にはない工夫としてサプライズな演出をつめてつめました(笑)
- 今回のコンクールで前期の活動は終了ということですが?
- はい、夏期合宿を除けば前期はこれがラストとなります。でも、8月31日(日)に公演されるオペラ「カルメン」でも私たちメディックスの合唱を披露させていただきますので、そちらの方も是非よろしくお願いいたします!
最後に、コンサート実行委員長の佐々木さんからコメントを頂きました。
2014年サマーコンサート実行委員長の佐々木颯飛です。 7月6日(日)に行われたサマーコンサートですが、300人を超えるお客様に来ていただくことができました!本当に感謝の気持ちで一杯です! 今回のサマーコンサートはテーマを「つながり」と題してお送りいたしました。本番は、会場中を温かい気持ちが包み込み、そしてお客様との「つながり」を感じられたとても良い演奏会になったと思います!本当にありがとうございました! これからも団員一同心を合わせて、音楽に向き合い、よい演奏ができるように頑張っていきます。今後ともメディックスをよろしくお願いいたします! |
8月31日(日)滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールの大ホールにて、オペラ「カルメン」に合奏出演されるメディックス。
本格的なオペラと彼らの合唱に少しでも興味を持たれた方は是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?