Text by 藤田侑暉
Photo by 辻航一
大阪府茨木市に位置する大阪いばらきキャンパス(以下OIC)にて2019年7月14日(日)に「金井宇宙飛行士による被災地応援ミッション報告会」が行われます。
運営に携わっているOIC地域連携課の多賀谷さんにこの企画に込めた思いを伺いました。
OIC地域連携課 多賀谷 祥博さん
―この企画が成立した背景とは何ですか?
多賀谷さん:大学側としてはOICが今年で5周年を迎える節目の一環として、地域社会連携を推進していくために記念企画をしたいと考えていました。
JAXAさん側は昨年6月の大阪北部地震で被災された地域に被災地応援として企画を開催する場所を考えていたという中でお互いの意向が合致したので今回の企画が成立しました。
―今回の企画では被災地応援が掲げられていますが、どのような被災地応援を考えていますか?
多賀谷さん:実際に宇宙でミッションをこなした金井宇宙飛行士が来るという非常に貴重な体験を通して、今回の対象としている小学生高学年以上の将来、社会を支えていく若者たちに大きな夢を持っていただくことで地域の活性化につなげていきたいと考えています。
その中で今回、被災されて苦労された方々の勇気付けになる良い機会になっていただければ幸いです。また、地域との交流で茨木市を盛り上げて、より良い街づくりに貢献していきたいです!!
―この企画でこだわったものは何ですか?
多賀谷さん:こうした企画は自治体が主催することはあっても大学が主催することは珍しいと思います。
大学で主催する強みとして学生との連携や学生団体との交流を取り入れることができるので、こうした要素を踏まえて、この企画を盛り上げていきます!!
そして、この企画は震災で被災された方を元気付けたいという思いが込められています。いかに地域の人にその気持ちが伝わるかにこだわって様々な企画を用意しています。
―気になる企画内容について、具体的にどのようなものがありますか?
多賀谷さん:今回の企画は2部構成となっており、1部はOICグランドホールにて13時30分から一般向けの「金井宇宙飛行士による被災地応援ミッション報告会」を開催します。
2部はOICイベントホールにて金井宇宙飛行士との研究交流という大学院生対象の学術的な講義イベントを開催します。
1部ではJAXAの現場の人の声や金井宇宙飛行士の宇宙での実体験などのなかなか聞けない貴重なお話をしていただいて、2部では立命館の教員も関わるディスカッションがあり立命館らしい研究交流になると思います。
立命館の大学生や附属生はもちろん茨木市民や他の学生にも来ていただいて刺激をもらっていただきたいです。
―最後に
多賀谷さん:こうした企画を通して茨木市民への貢献とともに地域の皆さんに立命館への親しみを持っていただきたいと考えています。
立命館だからこそできる市民や学生とのつながりを大切に進化や発展を求めてOICを共に作っていけたらと思います。
そのためにもみんなで作り上げていくこの企画を成功させたいです!!!
地域のために未来のために、熱い想いをかけて今回の企画を運営している多賀谷さん。
当日の定員は満員に達しているので申し込み受付を終了していますが、なんと!!この企画の当日の模様を立命館大学放送局の公式ニコニコチャンネルにて生配信でお届けいたします。
会場に行きたかったけど行けない!!そんな方は要チェックです!!
生配信はこちらから。
企画詳細はこちらから。
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