https://youtu.be/Yha7w3ZJevI
3月30日(水)立命館大学衣笠キャンパスにおいて、「平井嘉一郎記念図書館」の開館式が行われました。
開館式では、テープカットや、吉田美喜夫総長の挨拶、図書館長の二宮周平さんの謝辞がありました。
創設のきっかけは、「学生が集い、学び合う場を作っていきたい」と吉田総長が平井信子さんに相談したことです。
「人を育てることに貢献したい」という信子さんの夫、平井嘉一郎さんの遺志が、ここで実現されました。
旧図書館との大きな違いは、学生の気持ちをより考えた空間づくりになったことです。
全体で座席数が2千席あり、さらにグループワークのできる「ぴあら」が、
旧図書館と比べおよそ2.3倍になるなど、学びの空間が広がりました。
そして個人ブースは様々な机の種類があり、自分の学びに合った場を選ぶことができます。
館内の閲覧スペースには50万冊、地下2階の自動書庫には100万冊と、
全部で150万冊の本が置かれています。
個人ブース一つ一つにはコンセントがあり、ライトも整備されています。
コピー機は計5台あり、1階の新聞閲覧室に1台、2階と3階に2台ずつ設置されていて、
また、 3階には「平井嘉一郎 メモリアルルーム」があり、嘉一郎さんのゆかりの品を見ることができます。
シアタールームでは、学術発表や交流を目的とした上映会、セミナーなどを開催できます。
2階には、白川静文庫、加藤周一文庫があり、蔵書を見ることができたり、
直筆のノートが展示されていたりと二人の軌跡を辿ることができます。
地下1階は、雑誌を見ることができるほか、貴重書庫では、図書館員の立ちあいのもと貴重書を閲覧することもできます。
入り口には、KASIDUSゲートが設置されており、
本を持ったままゲートを通るだけで本を借りることができます。
また返す時には、機械に本を置くだけでまとめて返却できます。
多くの魅力が詰まった「平井嘉一郎記念図書館」
あなたも、新しい学びを追求しに「平井嘉一郎記念図書館」に
足を運んでみてはいかがでしょうか。
【記事】神谷瑛二・下山比奈乃
【取材】神谷瑛二・坂本卓哉・下山比奈乃・中川凌一・長幅洸貴・丸田修平・三浦俊亮
当ホームページ、番組内において、名前の表記に一部誤りがございました。
(正)平井嘉一郎さん
(誤)平井嘉一朗さん
ご家族の方ならびに関係者の皆様、ご覧いただいた皆様に
大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫びするとともに、
ここに訂正させていただきます。
今後、このようなミスが起きない様、細心の注意を払う所存です。
大変申し訳ございませんでした。