【男子陸上ホッケー部】4回生最後の試合となる今回の試合結果は?!

11月27日(日)第90回全日本男子ホッケー選手権大会、
立命館大学 対 箕島(みのしま)ホッケークラブの試合が、
立命館ホリーズスタジアム(立命館大学大阪いばらきキャンパス OICフィールド)で行われました。

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今回の試合は、社会人と学生8チームが日本一をかけて戦う 2016年男子ホッケーの総決算です。
栄冠を手にするためには「勝点」の多いチームでなければなりません。
※ 勝ちチームに3点、引き分けチームに1点、負けチームに0点と、点数が与えられる。

この競技では、芝の上で先端の曲がったスティックと硬球を使い、
10名のFP(フィールドプレーヤー)と1名のGK(ゴールキーパー)の合計11人が、
相手のゴールに向けて互いにボールを打ち込みます。

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雨天の中、試合開始の合図とともに、箕島クラブのセンターパスから動き出しました。
第1Q両チームとも一歩も隙を見せず0−0と持ちこたえます。

試合が動いたのは第2Q、3分 箕島#9 田中がドリブルで打ち込み先制します。
その後、7分 立命#8 亀井がゴールに迫り、同点となります。

第3Q 3分 立命#17 近藤から #11 渡辺に渡り、右から強烈なシュートで勝ち越します。
その後、8分 立命#11 渡辺がレフトからリバース(体の左側のボールを打つ特殊な打ち方のこと)で
センタリング(サイドから敵のゴール前に向けてボールを送ること)をし、
#9 三浦がタッチして得点をあげ、立命は2点を勝ち越します。

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第4Q 2分 立命#8亀井が、左からシュートを打つもGKに止められ惜しくも得点には至りません。
11分 立命#10永井のドリブルからPC(守備側の反則に対して攻撃側に与えられるセットプレーのこと)
を獲得しますが、これも決まりませんでした。両者攻撃するも、ここで試合終了。
結果は、3-1と立命が勝利しました。

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今回、立命の4回生最後となったこの試合では、
#1曽根選手 #2斉藤選手 #3内藤選手 #4木下選手 #7新井選手 #9三浦選手が引退となります。

立命館大学 陸上ホッケーのキャプテンである4回生 曽根 基(そね もとき)さんに試合後、
インタビューをさせていただきました。

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Q 今日の試合の手応えを教えてください。
A 雨の中でコンディションが悪かったのですが、2日とも0点で抑えていて、
今日のこの試合(最終日)で3点取れたのは嬉しいです。
ボールを出す人とゴールを決める人の役割分担がしっかりできたところも
決定力があったのかなと思います。
来年につながる試合だったのでホッとしています。

Q 雨の中でコンディションを良くするために心がけていることはありますか?
A ボールが止まってしまうので、転がすようにするのではなく、
スペース(人がいないところにボールを飛ばしてボールが止まった瞬間にチームが駆けつける)
にするボールであったり、走り方を意識したりしています。

Q チーム全体で心がけていることはありますか?
A 「堅守速攻」というのが立命館のモットーなので、
全員で守って、カウンターで1本しっかり決めるホッケーをこれからも続けていけたらなと思います。

Q 曽根さん自身、4回生ということでこれからどのような道に進まれるのですか?
A 自分は地元(宮城県)に戻って、中学生や高校生にホッケーの魅力を伝えていきたいと考えています。
関西と東北のホッケーでは、スキル面や戦術面、認知度が違うので、
ホッケーの特徴や大切なことは何なのかを、この4年間で学んだことを活かしながら教えていきたいです。

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【記事】 下山比奈乃
【撮影】 稲場毅人・愛場天

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