まちライブラリー

 B棟1階、スターバックスコーヒーの隣にある「まちライブラリー」。皆さん行ったことはありますか?通ったことはあるけど知らない人も少なくないでしょう。

「みんなで育てるまちライブラリー」をコンセプトにして、地域でつくる小さな図書館です。

まちライブラリー@OIC の立て看板 スターバックスコーヒーの隣から撮影(2018年11月15日=撮影辻 航一)

まちライブラリー📚とは

みんなで本を持ち寄り、それらの本で小さな図書館をつくるシステムです。持ち寄られた本には、寄贈者情報やメッセージ記入されており、その本を読んだ人が次々に感想を連ねていきます。

スターバックスコーヒーより奥のB棟内からの入り口から撮影した様子(同上)

OICでの活動

本をきっかけにちょっとしたお話ができたり、本に関連したイベントが多数開催されていたりと、本を通して様々な方とつながることができるのです。

また、地域の方々がたくさん来られるということで、地域のおすすめスポットを紹介する「みんなでつくる茨木MAPという取り組みも行っています。おすすめの場所に矢印形の付箋を貼り、メモに場所の詳細やおすすめポイントを書いておきます。

学生が考えた、みんなで作る茨木MAP(同上)

今ではたくさんの付箋が貼られ、メモのファイルも分厚くなっていました。実はこの取り組みの発案者は立命館大学の学生なんだそうです!学生が考えた取り組みを地域の方々が広げてくださっているのは、とても素敵だと感じました。

質問に答えてくださる大畑さん(同上)

まちライブラリーの大畑元彦さんは、

「まちライブラリーは地元の方に多く利用いただいています。本を通じて人と出会うという趣旨に基づいて、みんながつながっていくのを見ているととても嬉しいです。大学生の皆さんも、最初は入りにくいかもしれませんが1回入って本を手に取ってみてください。大学の1施設として効率的に活用してほしいです。」

と話してくださいました。

ご自身が寄贈した本を持ち微笑む大畑さん(同上)

本があまり得意ではないという人にも、まちライブラリーはおすすめです。小説だけでなく、雑誌や絵本も多数あります。掘り出し物の雑誌や、懐かしい絵本が見つかるかもしれません!

まちライブラリーの外にあったPOP。絵本もあります(同上)

お知らせ

まちライブラリーは、火曜日から金曜日の10001730、土曜日の10001700に開館しています。

会員登録は、初回は500円かかりますが年会費は無料です。本の貸し出しスペースの利用は登録必要ですが、会員登録をしなくても施設自体は利用できるので、一度行ってみてはいかがでしょうか。

中から見える大阪いばらきキャンパス前の岩倉公園(同上)

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