12月6日(土)立命館大学応援団吹奏楽部による第51回定期演奏会が行われました。
今回の演奏会では、「エルフゲンの叫び」や「宇宙の音楽」など6曲が演奏され、観客を魅了しました。
穏やかな曲調のものから、勇ましい曲調のものまで幅広いジャンルの音楽が演奏されました。今回の演奏会では、特別ゲストの方とのコラボもあり、温かい雰囲気の中にも新鮮さも感じた演奏会でした。演奏会の途中では、部長の杉田裕樹さんを筆頭にステージを盛り上げる一幕もあり、会場は和やかなムードに包まれました。立命館大学や吹奏楽部のグッズが当たるプレゼント企画では、一足早いクリスマスプレゼントに喜ぶ姿も見られました。
演奏会終盤ではクリスマスソングも演奏され、サンタさんの帽子をかぶった演奏者を中心に会場を盛り上げ、観客も手拍子で応える姿が印象的でした。
部員にとっては1年間の集大成となった演奏会であり、ステージ裏では互いに気合いを入れ、励まし合う様子が見られました。
この1年間、立命館大学応援団吹奏楽部を引っ張ってきた3名の方にインタビューさせていただきました。
吹奏楽部 部長 杉田裕樹さん
- 演奏会で、一番心に残っていることを教えてください。
- 今回、「宇宙の音楽」というのをやったのですが、実は僕が1回生の時にやった曲なんです。今回、取り組んだ意味は1回生のときにできなかったものを4回生の時にいかにできるかということでした。今回、簡単に思えたので、自分が成長できたと感じました。リベンジの気持ちでした。
- 部員をまとめる上で、特に頑張ったことを教えてください。
- なるべく目線を下げて考えていました。いかに中立であるかを考えて、最後の1年間は取り組みました。
- 最後の定期演奏会でしたが、振り返ってみていかがでしたか?
- だいぶん上手になったなと思います。(最初は)ぜんぜん吹けなかったので、それを考えるとあんな難曲をたやすくではありませんが、それでもなんとか吹けるようになったことを考えると、ここの部活に来てよかったと思います。いろんな学校から仲間が集まっているので、人間としての深みが出たと思います。まだまだですが、さらに音楽が好きになりました。きっとみんなもそう思っているはずです。
応援団 団長 八太洸樹さん
- 公演を終えての感想をお願いします。
- トランペットを10年間続けてきたので、それに対して関わってくれた人たちに感謝を伝えるという気持ちで臨んだのですが、自分としては不甲斐なく、満足できませんでした。まだチャリフェスがあるので、本当によかったと思えるように全力で頑張りたいと思います。
- 途中で、プレゼント企画もあり、盛り上げるところもありましたが、どのような気持ちで盛り上げていましたか?
- 部長が緊張していたので、和ませようと思いました。一緒にやってきた仲間なので、みんなで盛り上げなければと思いました。自分ができる最大限のことをやろうという気持ちでした。
- CHEERING FESTIVALに向けての意気込みをお願いします。
- チャリフェスは吹奏楽部とチアリーダー部の活動の集大成のステージです。今年は団目標に「つながり」という言葉を揚げているので、今まで関わってくれた人たちとの「つながり」に感謝して、恩返しになるようなステージにしたいです。全力でやり切ります!
学生指揮 平原佑真さん
- 指揮をする上で、一番気をつけてきたことはなんですか?
- 指揮者というと、指示を出してみんながついてくるイメージが強いと思いますが、僕は指揮者と奏者のアンサンブルを大事にしていました。まだまだですが、お互いの息があったところで音を出せるような指揮を心がけていました。
- 最後はサンタさんの服装をして指揮をされましたが、どのような気持ちでしたか?
- なかなか大学生にもなると、音楽を楽しむ気持ちを忘れがちですが、観客も奏者も喜ぶと思ってやりました。
- 最後の定期演奏会ですが、どういう気持ちですか?
- たぶんみんな満足していないと思います。もっと上を目指したいという気持ちを大切にしていきたいです。その気持ちを明日、明後日、もう1か月後でも2か月後でも忘れないように、みんなに頑張ってほしいなとすごく感じます。そうしたら、もっとうまくなっていくのではと思います。本当に今日は力のあるバンドだと思いました。
立命館大学応援団吹奏楽部によるステージは、まだ終わっていません。
12月28日(日) 第55回CHERING FESTIVAL~応援の夕べ~が開催されます。こちらのステージにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。