5月1日(月)から5月3日(水)までの三日間、
衣笠キャンパス学生会館小ホールにおきまして、
劇団月光斜によります2017年度新入生歓迎公演『ダブリンの鐘つきカビ人間』が行われています。
30日には、リハーサルの様子を公開する公開ゲネプロも行われました。
あらすじ
霧の立ち込める静かな夜、不思議な男がぽつりぽつりと昔話を語り始めます。
…ずっと昔に存在した街とはびこる奇病、苦しみ喘ぐ市民たち。
ダブリンの鐘つきも病のせいで、今や醜い『カビ人間』になってしまいました。
思惑ありげな司祭様、市民と街を救いたい戦士、そしてまた病に侵される一人の少女。
混乱だらけの街の中、彼は今日も元気に鐘を鳴らします。
「やぁみんな、ただいまお昼の10分前!」
中世の街並みが広がる舞台の上で、個性豊かなキャラクターたちが歌い踊り、それぞれの思いをぶつけ合います。
圧巻の演技力もさることながら、いろいろな場面に登場するジョークやコメディライクな要素が物語をリズミカルに演出する様子は、まさに月光斜ならではのものといえるでしょう。
演出を担当した、三木葉月さんにインタビューを行いました。
初の演出を担当した感想を聞かせてください。
自分の考えを具現化させるということがこれほど難しく、そして面白いものなのだと初めて知りました。
これから見に来られる方に、こだわったポイントを教えてください。
やはりカビ人間です!特徴的な衣装やメイクもですが、そのカビ人間が働く鐘つき塔、そして美しい心の持ち主であるカビ人間のキャラクターにもぜひ注目してほしいです。
最後に、新入生に一言お願いします。
何より一度見てほしいです!演劇に興味がある方もない方も関係なく伝えられる物があると思っています。もし響くものがあれば、次はぜひ私たちと一緒に公演をつくりませんか?お待ちしています!
劇団月光斜による2017年度新入生歓迎公演「ダブリンの鐘つきカビ人間」は、5月1日(月)は18:30より、2日(火)は13:00よりと18:30より、そして最終日の3日(水)は13;00よりと17:30より公演が予定されています。
また、1日(月)と2日(火)の18:30よりの部では、終演後に舞台裏探検ツアーも行われます。
【取材・記事】高松優悟