【劇団月光斜】君を誘う北極星

劇団月光斜2016年度夏公演
「ポラリス」

6月30日(木)から7月2日(土)までの三日間、学生会館小ホールにおいて、
劇団月光斜によります2016年度夏公演「ポラリス」が行われています。

ポラリス

~あらすじ~
星たちによって運行され、広大な宇宙を走る“銀河鉄道”。
その銀河鉄道の新人車掌であるアルルッカは自分の答えが見つけられないことを悩みます。
星がいちばん美しく輝くある夜、銀河ステーションに一人の少年がやってきました。
少年の名はカンパネルラ。たくさんの想いと一枚の切符を握りしめた彼は、
親友ジョバンニに自らの意思を伝えるため、銀河鉄道の車掌たちと協力して旅に出ます。
旅をしていくうちに、少年だけではなくアルルッカにも変化が・・・。

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【シリウス】

本公演の目玉はなんといってもダブルキャスト制。
シリウス、スピカの二つのパターンに応じて、銀河鉄道乗務員のキャストが異なります。
スカイブルーの車内、漆黒の宇宙、瞬く星々に彩られた舞台の上で、
それぞれのキャストがそれぞれ違ったストーリーと個性豊かなキャラクターを表現します。

スピカ
【スピカ】

今回の演出を、シリウス・スピカ共に担当した海野あなごさんにお話を伺いました。

今回の見所は?
「今回のお話は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしておりますが、
原作では描かれていない車掌たちに視点を当てました。
完全オリジナルキャラクターばかりですが、彼らの、特に新人車掌の成長の仕方は変わります。
是非それぞれ比べていただきたいです。」

苦労した所は?
「芝居というのは役者によって解釈が異なるものです。
先述した通り、チームによって解釈が違うので、
それぞれの役者の解釈にあった演出をつけていくのが少し苦労したところですね。」

一番のこだわり
「ダブルキャストという所ですね。主人公の性別が異なるんです。
それだけで芝居の雰囲気も解釈もがらりと変わります。
また、今回は両チームとも役者の大半が一回生です。
シリウス、スピカの違いをぜひ堪能したいです。」

最後に一言お願いします!
「シリウス、スピカ共に色は異なりますが、それぞれがそれぞれの雰囲気や良さや成長があります。
そして何より、たくさんの一回生が役者としてもスタッフとしても携わっている公演です。
新たな風を取り入れた劇団月光斜の公演に是非ご来場ください!
劇団でお待ちしております。」

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この夏公演「ポラリス」は、本日2日が最終日です。
二つの物語が紡がれる銀河鉄道。
劇団月光斜は、みなさんのご乗車をお待ちしています。

【取材・記事】高松優悟・福島詩穂

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