硬式野球部 関学大から勝ち点を奪う

5月1日(木)、大阪府南港中央野球場にて立命館大学硬式野球部の春季リーグ戦・対関学大(第4回戦)が行われました。

3試合を戦っても勝ち点の行方が決まらなかったこのカード。もつれにもつれた4戦目の先発を任されたのは3日前に15回を投げぬいた3回生の桜井でした。

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疲れも心配されましたが、初夏のような強い日差しが照り付けるマウンドで躍動し、7回まで毎回奪三振の好投でチームに勢いを与え続けます。

一方、打線は4回、2番の益田がセンター前ヒットで出塁すると、「行けたら行けと言われていた」と、すかさず盗塁し相手ピッチャーを持ち前の足で揺さぶります。

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つづく3番八代もライト前ヒットを放ち連打でノーアウト1,3塁とチャンスを作ると、

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ここで初戦から2回生で唯一スタメンに名を連ねている4番の高島!
ライト前タイムリーヒットで益田が生還すると、関学のエラーの間に八代もホームイン!2点を先制します!

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ノーアウト3塁で続く5番の小川が初球でセンターへの犠牲フライを決め、この回一挙3得点。
関学大から点を中々奪えず苦しんでいた打線が、好投を続けてきた桜井を序盤で援護します。

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その桜井は7、8回には得点圏にランナーを背負いますが、「キレとコントロールで勝負できた」と振り返るように、関学打線に得点を許しません。そのまま3-0で逃げ切り、桜井は2度目の完封で今季4勝目を挙げました!

松岡監督

「今日は桜井の好投に尽きる。疲労は心配だったがストレートがよく走っていた。負けたら優勝が消える試合だっただけにみんなの気合の入れようもいつも以上に強かった。四死球から調子を崩して失点するという形が多いので、京都大学戦ではその部分を気を付け勝ちにいく。」

桜井俊貴 投手

「関学戦の1~3戦は力で押す投球をしてきたが、4戦目ということもあって疲労や相性が良くなってきている打者が多くなってきていたので、今日はキレとコントロールを意識して投げた。負けると後がなかったので自分のピッチングから勢いを作っていこうと思って投げた。勝てたことは素直に嬉しい。次も勝ちたい。」

高島勇弥 選手

「4戦目でようやく勝ててほっとした。結果が出ないときも信じて使い続けてくれている監督に恩返ししたかったので、今日は打つべきところで打てて本当に良かった。次戦の京大戦では打線から勢いに乗れるよう、みんなでレベルアップしていきたい。」

第4節を終えて、立命、関大、関学大が5勝3敗の勝ち点2で並ぶという大混戦になっている春季リーグ戦。これから後半戦に入り、ますます1勝が大切になってきます!
次戦は、5月10日(土)滋賀県の皇子山球場にて京都大学との試合です。プロ野球の多数のチームが注目しているピッチャーを、立命打線がどう打ち崩すのか。2年ぶりの優勝に向け総力戦で戦う硬式野球部へ、ぜひスタンドからの応援をよろしくお願いします!

写真・文:楢山 舞花

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