【劇団月光斜】空雲の夢物語

10月27日(木)から29日(土)までの三日間、
衣笠キャンパス学生会館小ホールにおきまして、
劇団月光斜によります2016年度卒業公演『空雲の白雪姫』が行われています。

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あらすじ
とある深い森にそびえたつ空雲城。
その城主の側近・黒雨に妬まれ、白雪姫は命を狙われ森で眠りについてしまいます。
時を同じくして、森に迷い込んだのは嘘で世渡る一人の男、流嘘胡太郎。
二人の出会いにより、物語の歯車が動き始めて…

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美しい空雲城の下、歯車や格子が埋め込まれた舞台の上で、縦横無尽に駆け回り、剣を振るうキャスト達。
卒業公演でもある本公演は、開演初日である27日もほぼ満席という大盛況となりました。

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今回は、本公演を盛り上げた二人の方にインタビューを行いました。

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白雪役の天知ひまりさん

【役を演じてみての感想】
今回は私にとってはなかなか難しい役だと思いました。
割とただただ元気な子の役を演じることが多いので、
また、私は何かを発信することのほうが得意なのですが、本公演では受信すること、
つまり相手の話を自分の中で受け止めて解釈することが大事で、そこも苦労しました。

【見てほしい点】
登場人物ごとの関係性と、変化です。
私たち自身もずっと生きているうちに変わってくるところがあるはずですが、
この作品はそんな人間らしさがとても表れていると思います。

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演出を担当した茂木ユウスケさん

【演出で難しかった点】
舞台における照明や音響、衣装に統一感を出そうとしたことですね。
また、総勢41名が参加するということもあり、全員の意見やアイデアを集約するのが難しかったです。

【一番のこだわり】
新しい演出として、能と歌舞伎の動きを取り入れました。
また、舞台上に動く格子のギミックなど、細部にまで力を入れたところも見てもらいたいです。
もちろん、これぞまさに月光斜といった、迫力ある殺陣や振り付けにも注目してください!

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劇団月光斜によります2016年度卒業公演「空雲の白雪姫」は計三日間の公演です。
四回生の集大成は学生会館小ホールでご覧になれます。みなさまは道にお迷いにならないよう、
お気をつけてお越しください!

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