【落語研究会】小ホールに響く笑い声!

6月14日(火)~17日(金)までの4日間、学生会館小ホールにおきまして、
立命館大学落語研究会(通称:落研)によります「夏の立命寄席2016」が行われ、
楽日(千秋楽)となった17日、会場には多くの人が足を運んでいました。

今回は本編の前の「まくら」から観客を話に引き込み、徐々に場を盛り上げ、
本編が始まると笑いが絶えない賑やかな会場となりました。
舞台上、たったひとりで幾人もの人々を演じ分ける噺家さん方に圧倒されながら、
どんどんと落語の世界に入っていきました。

【楽日(千秋楽)の演目】

強情灸 / 立の家桃んが
G09A8650

崇徳院 / 立命亭しゅらら
G09A8705

色物 うっぱい / 一回生
G09A8711

お玉牛 / 立命亭我闘
G09A8731

皿屋敷 / 安心亭立命
G09A8772

1回生ながら最終日の色物「コント」で会場を笑いで包んだ狩野圭祐さんと、
4日間の大トリを務められた安心亭立命さんに、お話をお聞きしました。

◎一回生は初めての舞台でしたがいかがでしたか。
狩野さん:先輩方の公演をダメにしてはいけないという使命感もありながらのコントでしたが、
お客さんの雰囲気もあたたかく、笑ってくれてよかったです。

◎全体を通して、夏公演はいかがでしたか。
安心亭立命さん:全体で160余名ほど、平均して1日で40名ほどのお客さんが来てくださいました。
多くの人に落語を、落研を知ってもらうことができてうれしかったです。

◎今回、観客が多かったとのことですが。
安心亭立命さん:去年は100名ほどだったので、1.5倍くらいに増えてうれしかったです。
情宣の効果もあったのかなと思います。

◎ご自身の演目はいかがでしたか。
安心亭立命さん:お客さんのおかげです。お客さんが笑ってくれたので良いオチになりました。
自分としてはまだまだかなと思っているので、もっとお客さんに集まってもらって、
落研の良さ、面白さを知ってもらいたいなと思いますね。

◎どうやって演目を決めているのですか
安心亭立命さん:自分自身が面白いと思ったものを自分なりにアレンジしてやったり、
易しい噺から除々に難しい噺に挑戦したりと演目の選び方は個人で様々です。

◎次回の寄席はいつですか。
安心亭立命さん:立命館大学小ホールで行う寄席は、10月上旬頃の「若手の会」になりますね。
1回生がお客さんの前で初めて落語を披露します。

◎これからの目標はなんですか。
安心亭立命さん:部員一同が落語のことを好きになって、
「寄席って楽しいな」と思えるようになることが第一だと思います。
そして、その「寄席の楽しさ」をお客さんと共有したいですね。

日本の伝統文化の一つである落語。
落語研究会さんの寄席で、そんな落語に実際に触れてみてはいかがでしょうか。

【取材・記事】清水彩花・福島詩穂・助田征隆

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