立命館大学放送局(RBC)

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1回生でサークルを立ち上げた 津田誠さんの防災への想い

「防災は人の暮らしを豊かにするんです。」


今回、素敵な笑顔でお話をしてくださるのは、

防災共育サークルAttelle(アトレ)の政策科学部4回生 津田誠さん。

現在 部員は14名で、主に茨木市内で地域の防災イベント等に参加しています。

また、2017年からは、【防災団体Attelle】オリジナルの防災グッズ「非常用持ち出し袋」を配るプロジェクトを地域の小・中学校などを中心に行っています。小学校で「非常用持ち出し袋」のブースを開いた様子(2018年1月 大阪いばらきキャンパス=Attelle提供)

 「非常用持ち出し袋」の完成品(2017年10月 大阪いばらきキャンパス=Attelle提供)

⇒非常用持ち出し袋についてはこちらをご覧ください。

___防災団体Attelleを作ったきっかけはなんですか?

もともと消防士になりたいと思っていて、大学生活を遊ぶだけで過ごしてもいいけれど・・・将来に向けて大学生活の中で人を守る活動をしたいと思いました。

けれども、開設されたばかりの大阪いばらきキャンパスにはサークルがほとんどなく、自分のやりたいことができる場所はなかったので、友人と二人で勢いで防災団体を作りましたね。

___最初から防災について興味があったんですか?

立ち上げようと思ったときはまだ、防災に関する知識はほぼゼロでした。

なので最初は友人とともに、様々な防災イベントに参加したり、文献を読んだりして、とにかく防災に関する知識を得ることに時間を費やしていました。

それと、茨木市の地域の防災イベントに一参加者として出向いて、地域の防災関係人にと交流を図って、僕たちのやりたいこと自体を知ってもらうことから始めました。

__茨木市のイベントにサークルとして参加したのはいつ頃からですか?

最初は2015年にOIC学園祭でおこなった、防災訓練(煙テント)ブースですね。僕たちがサークルを立ち上げようとしたタイミングで、茨木市が防災に特に力を入れ始めて

地域で多くの防災イベントが開催されることになったので、私たちもそのイベントに乗っかる形で、さらに多くのイベントに参加し始めました。

___活動をしていく中で気を付けたことはありますか?

私たちの活動は、災害が起きてから行政による救援が自分に行き届くまでに

生き残るためにどう行動すればよいかということを参加者に意識してもらうことが目的の一つです。

つまりは、一歩間違えたことを教えてしまうと、人を死なせてしまう恐れもあるんです。

ですので、防災のブースを開いたときに時に注意していることは、「こうするべきだ」と断言しないことです。

防災で大切なことは既存の知識にとらわれないことです。もしも「災害時にこうすれば安心だ」と断言してしまうと、そこで安心感を得てしまい

想定外の災害が起きた時にどう対処したらよいのかわからなくなってしまうこととなってしまいます。

そうならないためにも、災害時にどう行動すれば良いかという一つの方法(知識)を提供しているだけにすぎないという考え方をサークル内で特に注意を払うように指示しています。

__活動をしていく中で苦労した点はありますか?

防災は復興と違って今困っている人というのは、いないんです。

防災は必ずやらなくてはいけないというものではないので、そこに時間やお金をかける人も少ないし、災害が起きるまでは、興味を持つことができないので

日々防災活動をしていても、なかなか成果が目に見えてわからないことが多いので

防災の正解がわからないことに悩みました。。。

また、団体を継続的に活動するために部員のモチベーションを継続することが難しかったです。

そこで、自分たちで団体のゴール(VISION)を決めることにしたんです。

___ゴールとは・・・?

私たちが行うプロジェクトに参加してくださる皆さんを「笑顔にすること」です。

来てくださる方が笑顔だと、その企画を成功だったなと活動の一つの評価基準として用いています。

防災を生活に

__津田さんにとっての防災とは・・・?

私にとって防災とは、暮らしを豊かにするものだと思っています。

私たちの活動によって参加してくれる方々に防災をより身近に知ってもらいたい。

また、参加してくださる方々が防災に対しての考えや意識をもつことが無意識に防災につながっているんです。

そのきっかけとして行っていることが「非常用持ち出し袋」の活動です。

実は、活動の中では防災という言葉は用いないようにしています。親子連れで参加して、子供は袋に楽しく絵を描いているだけだけれども、自分で描いた絵の非常用持ち出し袋を持ち帰って、それが無意識に防災へとつながれば良いと思っています。

災害が起こったときに、自分が納得した基準で行動する、これが防災で大切なことだと思っています。

 


これは皆さんに知っていていただきたいことで先ほども少し申し上げたことなんですが・・・

私たちが皆さんにお伝えしているのは防災の方法の一つであり、断言するものではないんです。

私たちが防災の方法について断言してしまうと、想定外の事態に対処ができないかもしれないんです。

そのため私たちは防災活動に参加してださる方に、防災に対しての意識をもってもらいたいと思い活動をしています。

さいごに

みなさんは普段から防災への意識があるでしょうか?

防災は普段から意識していくことが大切です。

いつ、何が起きるかわからない今だからこそ改めて防災について考えてみてはいかがでしょうか?

Attelle公式ホームページはこちら

Text  by  市田 美穂

Photo by    北川 優

 

 

 

 

 

 

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